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隣の犬のゆくえ
2011 / 06 / 18 ( Sat )
今はもう引っ越してしまったけど、我が家の隣には以前、20代半ば?とおぼしきカップルが、トイプードル2匹とともに住んでいた。とはいえ、ほとんど面識はなく、男性のほうとは一度会釈をしたくらい、女性のほうはこちらから挨拶しても完全に無視だったので、まぁ、都内単身者向け物件ならではの関係だった。

このお隣さん、廊下にワンコたちの粗相をほったらかしにしてることが何度かあって、犬飼いとしてのマナーに若干難アリの方々かと想像していた。日中お留守の間、2匹のトイプーたちは寂しさからかやたらめったら吠えまくっていた。

…ま、とりあえずココはペット可のマンションだし、チェブだって時々うるさく吠えることもある。いつどんなことで迷惑かけているかワカランのだから、まぁお互い様…ぐらいに考えていた。

ワンコたちのこと以外にも、このお隣さんたちにはちょっと困ったところがあった。ものすごい怒号・罵声のケンカの声がたびたび隣の我が家にも漏れ聞こえていたこと…
特に、女性のほうが『あなたは一体誰なのッ???』と、隣家の私が思わずひるんでしまうような怒号をあげていた。

「ぅおらあああああっ!!!!」
「お前の車なんか、売っぱらっちまうの簡単なんだからなぁあああッ!!!」
「明日にでも売っぱらっちまうからなぁああああっ!!!」

(注:発言者は女性です。要所要所に巻き舌の「ラ」行音あり)

ドスのきいたガナリ声… それまでにチラッと見かけたかんじでは、男性のほうは普通のサラリーマン、女性のほうは、「小悪魔ageha」的、いわゆるひとつのage嬢ってかんじだった。
お隣のage嬢の怒号はワンコたちへの教育的指導の際にもおしみなく炸裂され、

「なぁにやってんだよぉおおッッッ!!!」
「そこでしたらダメだって言ってんだろぉおおおッ!!!」


……この後にもし「キャイン!」という声が聞こえていたら、ワタクシはどこぞになにかしら通報したかも(どこに??)しれませんが…とにかく「おいおい、かわいそうなことはしないでくれよ~~」と、心の中で祈るばかりだった…

お隣&ワンコ達とで、忘れられない出来事がひとつ

ある爽やかな日曜日の午後。エアコンのいらない時期で、窓を開け網戸の状態で過ごしていた。

お隣から、なにやら声にならない声が響いてきたと思ったら、なんとお隣のトイプー2匹が、バルコニーの仕切り(非常時に破って隣へいくやつ)の下の隙間をくぐって、ウチのバルコニーに入ってきてしまった!! ウソッ!!

うわっ君たちさすがに身体がちっちゃいねぇ、チェブにはその芸当はとても無理だぜっ…と、つい感心してしまったが、すかさず隣のage嬢の怒号が轟く;

「なぁにやってんだよぉおおおおおっ!!!」
「そっちはよそんちじゃねぇかよおおおおおおぉぉおおお!!」

(注:女性の声です、低音だけど)

人間語が犬に通じるハズもなく、2匹のトイプーは初めての異空間(=ウチのバルコニー…って言っても激狭)が興味深いらしく、くんくんニオイをかいだり、ウロウロしながらすみずみまでチェックしたり…

で、こんな時、わが忠犬チェブはどんな様子だったかというと、

あっけにとられて見ているだけ。

「ワン!」の一言も発せず、ボーゼンとしている飼い主とほぼ同じ反応を示していた。

そうこうしているうちに、一匹のほうは仕切りの下をくぐって再びおうちへ戻っていったのだが、もう一匹のほうは、なかなかおうちへ帰ろうとしない。いつまでもうちのバルコニーでウロウロしている。ひとしきり「よそん家」を堪能すると、あろうことかウチのバルコニーでを……
おいおい、カンベンしてくれよっ よその犬の「大」なんて、片付けるのヤダよ~~

仕切り越しの隣戸のage嬢:
「なに考えてんだよッッッ!!!来いって言ってんだろぉおおお?!!!!」
(注:しつこいようですが女性の声です)

こっ、怖いッ!!!えー、私がもし犬でも、あなたの所には帰りたくありません!!
いやいやちょっと待て、トイプー君(「ちゃん」かも)、ホントにキミいい加減に帰ってよ!ココはキミのウチじゃないよ、早く帰らないとヤバいことになるよっ!!ageママがキミをしめちゃうかもよっ!!……と、小心者のワタクシは心で祈る…

がっ!!トイプー君、網戸ごしの室内に、私とチェブがいることに気づき、立ち上がって網戸を前足でガジガジやり始めてしまった! 網戸がしっかり閉まっていなかったこともあり、トイプー君が何度も前足でゲシゲシやっているうちに網戸が開いてしまい、なんと、部屋のなかにテケテケ入ってきてしまった!!!短いシッポをプリプリさせながら……

この時、いやしくも家主たる私が、隣家からのちん入者(しかも小型犬)に毅然とした態度をとらずにびびっていたことが、われながらじつに嘆かわしいのだが、私はこの時なぜか息をひそめて不在のフリをしていた(お隣さんと関わり合いたくなかったのが主要因)。
そして、チェブに小声で「ホレッ!!チェブっ!吠えろ!!!野生を見せろ!!へんなの来たぞ!追っ払え!!!」とけしかけてみたのだが、わが忠犬チェブ

あっけにとられて見ているだけ。

…番犬の役割はチェブには適任ではないと、つくづく実感した瞬間でありました。

ウチの部屋に入ってきちゃったトイプー君、チェブと遊びたい気マンマンでぴょんぴょん飛び跳ねたりしてたのだけど、バルコニーの仕切り越しに、お隣の男性のほうがチラチラうちを覗き込んだり、相変わらずage嬢のおそろしい唸り声が響いたりしていたので、小心者のワタシもさすがに「ふざけんなよ…って気になってきた。
コラッ!お前いい加減に帰れよっ!!!と、ウチに入り込んだトイプーをバルコニーへ追いやり、さらにオシリをペチペチ叩いて、仕切りの隙間から隣へ追いやった。

10分もない間だったのに、なんだかドッと疲れた…まさかよそん家の犬が、バルコニーのみならず部屋の中にまで入ってくることがありえるなんて これ、ワタシがいる時だからよかったけど、もしワタシが不在で、チェブに留守番させてる状態でだったら、どうだったんだろう??ケンカにだってなるかもしれないし、この部屋がよそのワンコの粗相だらけになる可能性だって、ないわけではないよなぁ…

などと、すっかりゲンナリしてしまった、爽やかな日曜日の出来事でありました……


……そして、トイプーの侵入事件があったしばらく後。それまで、朝から晩まで吠えまくりだったトイプー達の声がパタッと聞こえなくなった。一体何があったのか???そういえば、ちょいちょい聞こえていた怒号やケンカの声もピタッと聞こえなくなった。
もしかして、引っ越ししたのかな?と思って、失礼とは思いつつもバルコニーからチョロッとお隣を伺ってみたが、カーテンもあるし、バルコニーに物もある。夜は明かりも灯っている。

どうやら、2人のうち、どちらか一方が、犬たちを連れて出て行ったらしかった。
(「連れて」行ったかどうか、ホントのところはわからない。でも犬たちの吠え声は、ケンカの声が聞こえなくなるのと同時に聞こえなくなった。)

それからしばらくして、残ったもう一方も退去していき、しばらく無人の日々が続き、今は他の方が入居し、静かで平和な日々が続いている。

小心者のワタクシは、お隣のワンコ達が、あの男女のどちらに引き取られていったのかが気になってしかたがない。彼らにとって、犬を飼うきっかけが何だったか、言い出しっぺが誰だったか、そもそもそれぞれが犬が好きなのか嫌いなのか……。誰かと誰かが「とりあえず」和をもって暮らしていた間には、ハッキリさせる必要もなく、なぁなぁで合意しあってきたいろいろな要素が、ケジメを付けなければいけなくなるそういう時に、犬の幸せ・運命を左右する力学として働く。
男女がくっついたりケンカしたり離れたりなんて、ごくごく普通にあたりまえにあること。ただそこに、巻き添えになる存在:あるいは子供だったり、あるいは犬をはじめペットだったりがいるのなら、とにかく、誰でもいい、どっちでもいいけど、彼らの福祉、彼らの命に対する責任を持つということは、ひとりで生きていくことはできないか弱き彼らに対する、「人間の義務」とよべるレベルの話ではないかと思う。

元・お隣のワンコ達。今どうしているんだろう。元・お隣のワタシは、age嬢のほうでもいいし、男性のほうでもいいけど、2匹をかわいがってくれて、大切にしてくれる環境に引き取られていることを、心から願わずにはいられないのでした。



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