「少年は知っている」
2015 / 01 / 15 ( Thu )
前回の記事を更新した1月7日は、翌日8日から帰省予定の地元北海道が爆弾低気圧大荒れで、新千歳空港の滑走路も閉鎖、線路に高波の海水がかかって凍結してJRが止まるラッセル車も動けない漁港の灯台が折れるなどなど、凄まじかったようで、地元の友人や家族からも、「じゅんちゃん大丈夫?」「飛行機飛ぶのか??」…と、大いに心配されたのですが……


奇跡的に無事に帰省を果たしてきました(着陸できなければ引き返す条件付き運航でしたが
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(実家からの眺め…タダでさえ細い田舎道は両脇にどけた雪ですりばち状態


次回は、天候の心配をしなくても済むような時期を選んで帰省しようとふかぁく反省しました0


ちなみに、3泊4日の帰省最終日は実家(父ひとり暮らし)に1泊したのですが、後期高齢者になっても尚、真鍮の肝臓と(兄曰く)アイアン・スタマックを持つ父に付き合って朝5時までサシでビールとウイスキー飲んでヘロヘロになりました……わがオヤジながら恐ろしい……絶対勝てない……





チェブがいなくなってから、今日1月15日で4ヶ月目になりますが…


連れ歩く犬もいないというのに、夕方になるとなんとなく小一時間、ブラブラと散歩する日が多いです。
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連れ歩く犬もいないというのに……

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あの三つ並んだベンチに、よくチェブと座って一休みしたもんでした。
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日差しが暖かい冬の日は、缶コーヒーやパン、サンドイッチなんかを買い込んで、ちょこちょこと一緒に食べたりして。
(暖かい季節だと、ワタシが死ぬほど蚊にさされまくるのでベンチで長居できんのです
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一緒に写真撮りたくても、視線はパンに釘付けだったのですがね…



以前の散歩と違うのは、ちょっと気になったお店に、フラッと立ち寄ることが多くなったことです。以前は、チェブを外に繋いで店に入るというのは心配で、素通りするだけだったのですが…
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今住んでいる界隈は、アンティークのお店や、
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小さな雑貨屋、ギャラリー、洒落たセレクトショップなんかがたくさんあります。
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なにやら怪しげな新興宗教(??)も元気な地域なんですが………
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(↑怪しすぎるポスター…われらがコーギーがいるので思わず撮ってしまった


それから、古本屋がたくさんある街でもあります。
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3年も住んでて素通りするだけだった古本屋にふらふらっと入って、なんとなく2冊買ってみました。

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右の、動物ものがですね…
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目次を読んだだけでもやばそうな……
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内容は、ペットとしての犬や猫だけでなく、馬や鳥、狼、熊……色々な動物と人間との間に交わされたエピソード、短い物語が35話収められています。うるっとくるものや、心あたたかくなるようなもの……どのお話も、動物好き&動物と暮らす者には、心に沁みるものがあるのですが……






…ほんとは、こういうこと(←本の内容を勝手に写真撮ってupするの)はしちゃいけないんだとは思うのですが、この↓「少年は知っている」という、たった2ページの物語………




ある日突然、チェブがもはやあと数日も持たないと宣告されてしまい、動揺するしかなかった「あの時の自分」に戻って、この話を教えてやりたいと、、、思いました。





(↓画像クリックすると大きくなりますので、よかったら読んでみて下さい…特に、今まさに愛犬を亡くした悲しみに暮れている方には、大きな励ましになると思います)
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チェブも、ちょうどこの物語に登場する犬と同じ10歳、助かる見込みのない末期がんで、積極的に勧められこそしませんでしたが、安楽死を覚悟するように…と、獣医さんにキッパリと告げられていました。


辛い選択を迫られることはなかったという意味では、私は幸運だったのだと思います。しかしそれでも、この物語の中の大人たちと同じようなことを、「なぜ、チェブの寿命はたった10年だったんだろう?なぜ、かくも短い命だったんだろう(>_<)もっともっと、長く一緒にいたかったのに」……と、考えずにはいられませんでした。



もしかしたらチェブは、「この世」という学校での勉強を終えて、卒業したのかもしれないなぁ……



このわずか2ページの物語を読んで……そんなふうに考えました。



みんな(人間も他の動物も)、勉強するためにこの世に生まれてくる。「誰にでもやさしく、親切になれるように」、つまりそれは、他者を思いやり、愛することができるようになるために、愛することを学ぶために、この世に生まれてくる…


誰にでもやさしく…いわゆる「無条件の愛」とよばれるもののことだと思います。人間には、なかなか難しいことですが、動物たちには、人間のように長ったらしい時間をかけて修行をしなくても、はじめから無条件に他者を愛する能力があるのかもしれません。


卒業チェブ

「この世学校」を先に卒業したチェブに、こんなふうに言われてるんじゃないのかなぁ…^^;;;;;



心に響く、素敵なお話がいっぱいでした。オススメです。






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※ちなみに、「『なぜ』と問わない」というタイトルの左の本も、心打たれる内容でした(すみませんね昔から読書感想文というのがニガテで…)。

この本の著者は、岩手県大船渡市の開業医の方で、2011年の大震災で自身も被災しながらも、震災直後から医師として、壊滅的な状態になった町の人々を支え続けてこられたそうです。また、非常に敬虔なカトリック教徒でもあるようです。

災禍に見舞われたとき、「なぜこのような目に遭わなければならないのか?」「神がいるならなぜ助けてくれないのか」と、人はしばしば考えるものですが、著者は「そのような問い自体に意味がない」と言い、「神の言葉は出来事の中にある」と語ります。自分の都合のいいお願いをすること、それは本当の「祈り」ではないとも。
「神の言葉を聞くということは、自分の身のまわりに起きる出来事の中に、神がこの自分をどのような『道具』としてお使いになりたいとお思いなのかを、しっかりと見極めるということ」。

第二次大戦中に強制収容所へ送られた経験を持つヴィクトール・フランクルの「人生に対する考え方の、コペルニクス的転回」「我々が人生に対して、生きる意味を問うのではなく、人生が我々に『生きる意味』を問うている」「生きるとは、問われていること、答えること」という思想と、通づるものがあるなぁと思いました。

…災害とは比べものになりませんが、ごく個人的ながら『災禍』を経験した自分には、改めて「生」や「死」の意味を考え直す一冊でありました。

(さらにちなみにですが、私は特定の宗教の信者ではありません、念のため)




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5日遅れの新年
2015 / 01 / 07 ( Wed )
おくればせながら、謹賀新年 みなさま明けましておめでとうございます
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(↑一昨年の撮影会にて……スタジオの奥様苦心の作にも関わらず、「ほとんどどの子もかぶってくれない(嘆)」というヅラを、おとなしくお召しになる、在りし日の店長)



今年も、たとえ何ヶ月更新をサボろうとも、あたかも最後に更新したのは昨日であるかの如く、思いついた時に何事もなかったかのようにシレッと更新をして参りますので、どうぞよろしくお願い致します<(_ _)>(なんという挨拶だ



2015年、新しい年をみなさまはどんなふうに迎えられたでしょうか^^ …


私は…………












『………な、なんで、今………orz』(←12月31日未明)
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暮れも押し迫った12月30日から31日にかけての夜中に突然発熱 orz



……今年はいっしょに1年の反省会をする犬もおらず、タダでさえ寂しい年越しだなぁと思っていたのに、泣きっツラに蜂とはまさにこのこと……


深夜の急な発熱から明けて大晦日。あったりまえですがかかりつけ医を含め、病院はどこもお休み……


杉並区の救急医療情報センターというところに電話して、近隣の当番病院を数軒教えてもらい、電話をしてみたのですが、どこも激混み状態「かなりお待ち頂くことになりますが……」とのことで…

(↑この人口過密な23区内の地域で、診てくれるところが数軒に限られているとなれば、病人が殺到するのはそりゃ当然ですわな…


行こうかどうしようか…待たされてる間にさらに具合悪くなりゃせんか?…インフルかもしれんしただの風邪かもしれんし、もしただの風邪なら、弱ってる今病院で逆にインフルもらってくるのもイヤだし……


とにかくこの発熱には、ワタシは本気で焦っておりました……というのも、昨年、チェブの病気、急逝でキャンセルになった久しぶりの地元への帰省を、年明け8日から予定を入れ直していて、地元滞在中、去年生まれたばかりの姪っ子ちゃんに初対面!する予定でもあったので…何が何でもこじらせたり長引かせるわけにはいかんと……


……ぐだぐだ考えているうちに、前夜さんざん発汗したせいか、熱が下がって平熱近くまでなりまして……


『大丈夫かな?』…と思って、結局行かなかったんですけど……


夕方になって日が暮れてくると共に、再び体温急上昇

(風邪の時とか、夕方以降になると熱が上がるのって一体なんなんでしょうね?????



私は喉があまり丈夫ではないのですが、ここ何年かは発熱で病院に行くことがほとんどなかったので、処方薬で手元に余っているのも咳止めとか気管支系の薬ばかり おまけに、『市販薬は高いくせに効かない』という強い偏見を持っていたもんで、熱にも効きそうな薬は鎮痛剤のバファリンもどきしか持ってないというありさま……



『……そうだ、病院に行かないんだったら、せめて風邪薬ぐらい、日中動けるうちに買っておけばよかった……


……高熱と頭痛と全身の痛みでモーローとする中、やおらそのこと(↑)に気がついたのは、どこのドラッグストアもシャッターを閉めた大晦日の夜10時過ぎ、という馬鹿者ぶり



…なんかこう、『…だめだ、もう降参タスケテ…』な状態になり、時間も時間でかなり迷ったのですが、NHKの「ゆく年くる年」も始まろうかというような時間帯に、ご近所のコギ友さんに、


「……すみません、風邪薬もってませんか‥‥‥‥ ‥ ‥  」


……的な、ヨレヨレのヘルプメール送信……



(この方には、チェブが亡くなってやっぱりヨレヨレだった時にも、ものすごくお世話になったのですが)


メールを送った時には既にお休みだったのですが、早朝メールを読んですぐ返事をくれて、なんと元旦の朝5時という時間に、ご自宅にある風邪薬や滋養強壮剤、冷えピタなどなどを持って駆けつけてくれ、さらに「何か食べられそうなものは?」と、食べ物も差し入れて下さり…
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「身体あったまるから!」と、日本酒までも買ってきて下さいました……ありがたや、ありがたや、ありがたや〜〜〜〜
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(熱燗にして頂きました。身も心もぽっかぽかでした



……結局、大晦日未明から始まった発熱は、夜になると38〜39度、日中は平熱近くまで下がる、という行ったりきたりが数日続き、1月3日にやっと高熱が出なくなりましたが、夕方以降は37度台の微熱&夜は咳で眠れない…というような調子で、結局正月休みが明けるまで丸々5日間、ほとんど布団の中で過ごすというハメになりました
(ま、もともと年末年始特に予定らしいものは何もなかったんですけどね…

この期間、ご近所コギ友さんは何度も様子を見に来てくれたり、差し入れをして下さったり…ホントにお世話になりっぱなしでした


元はと言えばチェブ(コーギー)がつないでくれたご縁でもあるわけなんですが、チェブが亡くなった時にも葬儀の手配やら本当にいろいろとお世話になり、今年もまた元旦早々にすっかりお世話になり、もう、ありがたいやら恐縮するやら申し訳ないやら……


身近にあふれるご親切、人様の情けを身にしみてありがたく感じた2015年の始まりでありました…



正月三が日+4日の日曜日が明けて、5日にやっとかかりつけの病院を受診してきましたが、症状からして多分インフルエンザだったみたいです みなさまもどうぞお気をつけ下さいませ(人のこと全然言えた身じゃないんですけど……) 


夕方になると続く微熱&こじらせ気味の喉対策の薬などなどドバッと出してもらいました。まさかの二度目の帰省キャンセルはどうやら免れました
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そうそう、チェブ(犬)がつないでくれたご縁といえば、もうひとつ……

(グラスの中身は熱燗です↓)
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昨年、発熱する直前の30日に、今住んでいる部屋の大家さんからミニサイズのおせち(冷凍)を頂いていたのを、1月5日にやっと食べることができました 本当に、「5日遅れの新年という感じで……


今住んでいる物件を探す時、「中型犬可」の物件がなかなか見つからず、部屋探しがかなり難航したのですが、大家さんが犬好きという今の物件(しかも家賃も、広さや駅からの距離を考えても破格だった!)を見つけた時には『奇跡の物件!!歓喜したもんでした。

大晦日から5日間、おかゆとおにぎりだけで過ごしていた病み上がりの身に、頂いたおせちがあまりにも美味く、身に沁みてウマかったので、「すっごい美味しかったです!!!」と遅ればせながら大家さんにお礼を言いに行ったら、その場で今度は炊き立ての松茸ごはんを持たせて下さったという…………ありがたや、ありがたや………


チェブと暮らしていたからこその、親切な人々との出会いと言ってもいい。



チェブ亡き後、寂しい気持ちを抱えつつ暮らしていますが、身近な他人様のご親切やあたたかさに、何かと支えられながら生きております。

年始早々のこのありがたさ、忘れずに2015年を、イヤこれからもずっと、過ごしていこうと思っています。

0


(そういうわけで、明日8日から久々に地元に帰省してきます 値段に釣られて賭けに出てしまったバニラエア、無事に飛びますように………



………ていうか、なんか現時点で、札幌猛吹雪JRも止まっちゃってるみたいなんですけど………





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